あけび知ってますか?実が甘くてほとんどが種の果物です!
紫色のあのあけびからどんな食べ方を思いつきますか?中の実はほじって食べるのはわかりますが、皮が食べれるってこと普通はわかりませんよね!天ぷらやみそ炒め、肉詰めなどいろいろ食べ方があります。じつはあけびは実だけじゃなくて、皮を調理して食べるのが山形では一般的です。
そんな僕は山形には行ったこともありません!山形の位置すらあいまいです!
山形って東北のどの辺(山形の方すいません・・・)にあるの?ってくらい分からないのですが、あえて地図で調べるようなことはしません!
あけび収穫
ということであけびについてですが、山に自生しているのを見たことはありませんか?
この前家の近くでアケビがなっているのをみて、少しテンションがあがってしまいました。
あけびはつる性の植物なので、木などにまきついて上の方に実ができます。
ですから、天然のあけびを見つけても手が届かないところにあるので、収穫するのが大変です。
はしごや木に登って採るか、高枝切りばさみなどで切って落とすかしかないですよね。
そしてこの前収穫した時の様子です。
こんな山の中に入っていく道を
上の方へ行き
しばらく歩くと
もう少し歩き
葉っぱがいっぱいの中から
アケビが出てキターーーー!
木の上の高いところからあけびをゲット!
って全然苦労せずに採りましたw
実は何日も前に見つけていたので、誰かに取られないかとおもって様子を見てました。
ということで、採ってきたあけびがこちら
なんか思っていたよりも実がかぴかぴ(;’∀’)
あけびといえばゼリー状の果肉で瑞々しいイメージがあったのに、こいつはかぴかぴ・・・
とりあえず実食!やっぱりあけびは
あめぇぇー・・・っえ?
味がほとんどしねぇぇぇぇ
確かにほのかな甘みがありましたが、昔食べたあけびとは違うぞ・・・
ってことで調べてみるとあけびには5種類あって、食べたあけびは白アケビという種類らしいです。どうりで皮がそれほど紫になってないなと思っていました。
想像してたこういうあけびは
もっと甘くておいしいんだろうなということで、ここからは皮を調理!
あけびの食べ方
あけびの皮には苦みがあるので、あくぬきをするのがいいみたいなのですが、ここはあえてどれくらい苦いのかを試すためにそのまま洗って調理しました。
火をいれれば苦みも和らぐだろうということで、天ぷらときんぴらに!
天ぷらはそのままスライスして、衣をつけて揚げるだけなので写真は割愛!
きんぴらは量が少ないということで、ごぼうと人参の中に混ぜます。
きんぴらの作り方
- ごぼうの皮を丸めたアルミホイルでこすってきれいにする
- ごぼうと人参を千切りにする
- あけびをスライス
- 熱したフライパンにごま油をしいて、ごぼうと人参をいれて炒める
- しばらく炒めたらあけびを入れて炒める
- 酒・砂糖・醤油を1:1:1で味付け(甘いのが苦手なのでみりんを入れてませんが、みりんを使う方は同分量のみりんを入れます)
- ぴりっとさせたいので一味を少々入れる
- 水分がなくなってきたら味見をして調整
- 皿に盛って炒りごまをかける
これであっという間にあけび入りきんぴらの完成です。
出来上がった写真がこちら
丸で囲ってるのがあけびの天ぷらです。
ついでにかき揚げも作ったのですが、あけびには関係ないので撮ってません!
そして色が変わってごぼうとあけびが「どうかしてるぜっ!」
じゃなくて同化して見分けがつきません。この矢印の先にあるのがあけびですね。
それで結局味がどうだったのかというと、
天ぷら・・・苦みがマイルドになっておいしい!
きんぴら・・・食べるとにげぇっ!苦いというよりにげぇって感じでした
結論!
今回はあけびの実があまり甘くなくてちょっと失敗でしたが、皮を調理することができたので結果的には成功です。
あけびの旬は短いのでぜひ一度早めにお試しください。この機会を逃すとまた一年後になりますので!
皮が食材になり、実がデザートになるあけびって不思議な果物ですね。やっぱり山形のあけびが一番いい!
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